【アナリストの眼】2ケタ増益のシステムインテグレータ株価に再評価余地

2013年2月8日 09:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  システムインテグレータ <3826> (東マ)は、ソフトウェア開発支援ツール、ECサイト構築パッケージ、ERPパッケージ、プロジェクト管理パッケージ主力としている。株価は調整局面のようだが、今期(13年2月期)好業績見通しに再評価の余地があるだろう。

  1月11日に発表した第3四半期累計(3~11月期)業績(非連結)は、売上高が前年同期比28.9%増、営業利益が同35.0%増、経常利益が同43.5%増、純利益が同61.4%増の大幅増収増益だった。EC関連でネットスーパーなどの大型案件が順調に進捗している模様だ。パッケージソフトウェア製品の償却負担軽減や、自社製ソフトウェアによるプロジェクト管理強化なども増益要因の模様である。

  通期見通しは9月19日に発表した増額修正値を据え置き、売上高が前期比16.2%増の24億円、営業利益が同20.9%増の3.6億円、経常利益が同24.7%増の3.6億円、純利益が同28.3%増の2.1億円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が75.9%、営業利益が65.6%、経常利益が66.1%、純利益が71.4%である。利益面の進捗率がやや低水準だが、主力のソフトウェア開発関連やEC関連が好調な模様であり、達成可能な水準だろう。またネット通販市場の拡大などを背景として、EC関連やERP関連での大型開発案件の受注が好調な模様であり、来期(14年2月期)の収益拡大も期待されるだろう。

  株価の動きを見ると、足元は概ね1100円台で推移している。600円近辺から11月12日の昨年来高値1815円まで約3倍の水準に急騰した反動に加えて、第3四半期累計の進捗率がやや低水準だったことも嫌気されて調整局面のようだ。2月7日の終値1140円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS79円86銭で算出)は14~15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間17円で算出)は1.5%近辺、実績PBR(前期実績に株式分割を考慮したBPS518円03銭で算出)は2.2倍近辺となる。

  日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線を割り込んで調整局面だが、1100円台でモミ合う展開となり下げ渋り感も見せ始めている。26週移動平均線がサポートラインになれば、今期好業績見通しに再評価の余地があり、反発が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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