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【アナリストの眼】半導体関連のインスペック株価、業績足踏みと受注期待が綱引き
<業績&株価分析>
インスペック <6656> (東マ)は、半導体関連の基板パターン検査装置(基板OAI)や基板最終外観検査装置(基板AVI)を主力としている。
今期(13年4月期)業績(非連結)見通しは、12月14日に減額修正して売上高が前期比6.8減の5億10百万円、営業利益が2億55百万円の赤字、経常利益が2億65百万円の赤字、純利益が2億70百万円の赤字としている。大手基板メーカー向けに、基板OAIや基板AVIの引き合いが増加しているが受注が遅れ、グローバル技術支援事業の補助金に採択された電子基板用高分解能カラー全自動外観検査装置の開発先行投資も負担となる模様だ。
月次受注動向(営業速報値)を見ると13年1月単月は24百万円、12年5月~13年1月累計は5億14百万円となった。台湾の大手基板メーカーと締結した基板AVIを段階的に受注・納入するアグリーメントに基づいて12年11月にリピート機を受注し、12月は国内の複数の新規・既存顧客から基板AOIや基板AVIの受注を獲得している。そして13年1月は国内で新規顧客から基板AOIの新規受注を獲得した模様だ。半導体メーカーの設備投資抑制で受注環境は厳しいが、受注の底打ちが期待されそうだ。
なお前期末時点で継続企業の前提に疑義の注記が付され、第2四半期(8~10月期)末時点で21百万円の債務超過となっている。
株価の動きを見ると、11月20日の戻り高値3万1450円から反落後して、概ね安値圏の2万2000円~2万5000円近辺で推移していたが、足元でやや動意付く形となって2月1日に2万9600円まで戻す場面があり、徐々に水準を切り上げている。足元の受注動向を材料視して、受注回復期待を強めている可能性があるだろう。
日足チャートで見ると25日移動平均線を回復し、目先的には強基調に転換している。また週足チャートで見ると、26週移動平均線を回復して水準を切り上げ、安値圏でのモミ合いから上放れの動きを見せている。今期業績悪化を織り込んで底値圏脱出の動きが期待されそうだ。資本政策への思惑などで動意付く可能性もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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