【編集長の視点】花粉飛散観測受けユニチャームなど花粉症株に早めの手当て買いを

2013年1月29日 12:16

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<マーケットトーク>

  ユニ・チャーム <8113> は、15円高の4780円と反発して始まったあと、35円安と値を消し、前日終値を挟みもみ合っている。同社株は、昨年12月27日の今3月期第3四半期(3Q)業績の増益観測報道や、今年1月24日の自己株式取得観測報道で昨年来高値4935円をつけ、高値で利益確定売りが交錯しているが、1月25日に公表された気象庁の1か月予報で、花粉の早期飛散観測が強まったことから、同社の予防マスクの需要拡大思惑が高まり、関連株として下値に早めの手当て買いも続いている。

  同社株のほか関連株では、目薬の参天製薬 <4536> (大1)は、45円安の3865円と4営業日ぶりに反落しているが、今年1月25日につけた昨年来高値を窺い、ドラッグストアのマツモトキヨシホールディングス <3088> も一時、3円高の2154円と反発し、同じく1月17日につけた昨年来高値2224円を意識、輸出主力株が、円安一服で伸び悩むなか、新たな物色セクターの定番銘柄買いをサポートしている。

  気象庁の1か月予報では、関東甲信地方は、1月26日から2月25日までは平年並みの寒さとしたが、この週間ベースでは寒暖の波を予想している。1月26日から2月1日を平年並みとしつつ、2月2日から2月8日までは平年より気温が高くなるとして、この2月第1週は例年スギ花粉の飛散が始まる時期に当たり、飛散が早期化、国民病ともいわれる花粉症患者の増加につながることが懸念されている。1か月予報では、東海地方以西も平年より気温が高く推移すると観測されており、花粉症関連特需に輪をかけるとの思惑につながっている。

  花粉症関連株の株価は、これから発表される3Q決算の動向とともに、気温の変化、花粉の飛散状況などの気象情報が、大きな変動ポイントとなりそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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