【編集長の視点】ヤーマン続落も類似企業IPO接近で美容家電株に関連株買い示唆

2013年1月23日 11:20

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<マーケットトーク>

  ヤーマン <6630> は、55円安の1210円と4営業日続落して始まっている。昨年来安値にあと40円と迫る昨年11月の1080円安値から200円幅のリバウンドをしており、この戻り場面で利益確定売りが続いている。

  ただこのもみ合い場面は、2月14日に同社と同業の理美容機器をインターネット販売するビューティーガレージ <3180> (東マ)が、新規上場される予定で、この前景気、IPO人気次第では関連して同社株に割安修正買いが再燃する可能性もあり要注目である。このところパナソニック <6752> が、経営再建の柱として白物家電と美容家電に注力、昨年来安値から底上げしており、同社株を含め美容家電株人気を牽引する展開も想定される。

  IPOは、2月13日から今年2013年分が再スタートするが、前日の日銀金融政策決定会合で、全般相場は、材料で尽くしとして調整色を強めていることから、上値のシコリのなさ、値動きの軽さなどを手掛かりに昨年12月に大きく盛り上がったIPO人気の再現期待も高まっている。

  このIPO株に一角を占めるビューティーガレージは、理美容室、エステサロン、ネイルサロンなどを主要顧客にインターネット通販により理美容機器や化粧品のオリジナル商品の物販事業や店舗設計事業、その他周辺ソリューション事業を展開している。仮条件が、明24日、公開価格が2月4日に各決定されるIPOスケジュールが進んでいるが、想定価格は、2150円と今4月期予想ベースでPER13倍台となっており、関連してヤーマンの6倍台の割安放置に注目が集まっている。

  ヤーマンは、家庭用美容機器、健康機器の通販事業を展開、業務向け中心のビューティーガレージとは守備範囲が異なっているが、「おうちエステ」をセールストークにして脱毛器、痩身アイテムなどで通販事業のトップを占めており、比較感が働いている。今4月期業績は、昨年11月に第2四半期(2Q)累計業績を下方修正したものの、通期業績は期初予想を据え置き、純利益は、11億6700万円(前期比12%増)と連続の過去最高更新を予想している。株価は、2Q累計業績下方修正で悪材料出尽くしとして昨年11月安値から底上げしているが、PERはなお超割安にとどまっている。

  大幅赤字・無配転落したパナソニックも、昨年来安値から200円高し、美容サロン向けヘア化粧品を展開しているミルボン <4919> が、昨年来高値追いとなり、市販薬のネット通販を展開しているケンコーコム <3325> (東マ)が、ネット販売規制の違法判決で勝訴して連続してストップ高したことなども関連材料として加わり、関連株にはフォローの風が強まりそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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