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【アナリストの眼】医薬品商社イワキ、業績足踏みもジェネリックに明るさ、高利回り
<業績&株価分析>
医薬品・医薬品原料商社のイワキ <8095> は、医薬品事業(医療用・一般用医薬品)、医薬品原料・香粧品原料事業、食品原料・機能性食品事業、化成品事業(メッキ薬品、農薬原料、医薬中間体)などを展開し、グループ内にメーカー機能も有している。
1月11日に発表した前期(12年11月期)連結業績は、売上高が前々期比3.4%減、営業利益が同7.3%減、経常利益が同2.1%減、純利益が同54.7%減の減収減益だった。医薬品事業と医薬品原料事業はジェネリック関連が堅調だったが、食品原料事業や電子部品関連の化成品事業が低調だった。純利益については負ののれん発生益一巡も影響した。
今期(13年11月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比2.4%減の532億円、営業利益が同20.1%減の9億円、経常利益が同24.8%減の9.8億円、純利益が同18.9%減の6億円としている。ジェネリック関連は市場拡大を追い風として堅調な模様だが、化成品事業などに不透明感が強いとしている。薬価改定や景気変動の影響を受けるが、収益柱のジェネリック医薬品・原料の市場が拡大しているため、会社予想は保守的な印象も強い。
株価の動きを見ると、安値圏160円~170円近辺でのボックス展開から上放れの形となり、1月4日と5日には190円まで上昇した。前期決算発表後に上げ一服の形となったが、足元も概ね180円近辺で推移している。22日の終値180円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS17円76銭で算出)は10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は3.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS469円76銭で算出)は0.4倍近辺である。
日足チャートで見ると足元は上げ一服の展開だが、25日移動平均線がサポートラインのようだ。また週足チャートで見ると、抵抗線だった26週移動平均線を突破して、160円~170円近辺のボックスレンジから上放れた。強基調に転換した形であり、出直り歩調が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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