関連記事
年内の月探査機打ち上げを目指す中国
記事提供元:スラド
danceman 曰く、 中国が開発中の月探査機「嫦娥3号」プロジェクトでは、原子力電池を搭載した小型探査車を月まで運び、3か月間におよぶ月面探査を行うことを目指している。中国当局によると、すでにプロトタイプモデルフェーズからフライトモデルフェーズに移行しており、年内の実現を目指しているとのこと(本家/.、Motherboard記事)。
「長征」ロケットに嫦娥3号を搭載して打ち上げた後、嫦娥3号は3日間の旅を経て月まで到達することになる。62マイル軌道に乗り、落ち着いた段階で、月着陸船は司令船から切り離され、月上9.5マイルまで下降して楕円軌道に乗ることになるのだという。
さらに月着陸船はスラスタ噴射で月面近くまでゆっくりと下降し、月面から330フィート上をホバリングしながら着陸しやすい平地を探すことになる。着陸地点を見つけると、再びスラスタを噴射させて下降していき、月面から14フィートのところでエンジンが切れるが、重力が弱いため優雅に月面着陸することができるとのこと。
スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | 宇宙 | 中国 | 月
関連ストーリー:
「月のうさぎ」は巨大隕石の衝突によってできた 2012年10月30日
月面にスパコンを設置するというアイデア 2012年10月16日
NASA、月面着陸地点を立入禁止に 2011年11月28日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク