【編集長の視点】イビデンに見るアップル株反発も次はインテル決算に注視の展開

2013年1月17日 11:01

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<マーケットトーク>

  イビデン <4062> は、19円高の1286円と3営業日ぶりに反発して始まったあと、20円安の1247円と値を消している。前日の米国市場でアップル株が、反発したことを受けて下げ過ぎ訂正の打診買いが入ったが、きょう17日(現地時間)に米国市場で発表を予定しているインテルの10~12月期決算の動向については依然として警戒感が続いており、同社株を含めた関連株の上値には戻り売りが重くなっている。

  関連株は、同社株のほか新光電気工業 <6967> が、4円高の709円と3日ぶりに反発したあと16円安と売られ、イノテック <9880> は、6円安の438円と続落している。

  インテルの10~12月期業績は、スマートフォンやタブレット端末の普及でパソコン需要が世界的に伸び悩んでいることから警戒されている。インテル自体も、パソコン向けのCPU偏重からクラウドコンピューター向けのサーバー、ワークステーションへの取り組みを積極化、業績が持ち直す時期もあったが、ここにきてパソコンの需要減少から業績懸念を強め、株価も伸び悩んでいる。

  イビデンは、インテル向けにパソコン用パッケージ基板を供給、パソコン市場の減産・生産調整進行で昨年8月、11月と2回も今3月期業績を下方修正し、純利益は、3億円(前期比97%減)と大幅に続落する。株価は、8月の下方修正時には同時発表の自己株式取得と好悪材料綱引きとなり、1386円の高値をつけたが、11月の再下方修正時は、自己株式取得も終了していたこともあって窓を開けて昨年来安値892円まで急落し、悪材料出尽くし感に円高修正が加わって1449円まで6割高、1300円台を固めてきた。今年2月5日の同社自体の今期第3四半期の決算動向をウオッチしつつ、下値再確認が続こう。

  新光電工も、昨年10月に今3月期第2四半期累計業績を上方修正、1月31日に3Q決算発表を予定しており、昨年11月に今期業績を下方修正、2月8日に3Q決算の発表を予定しているイノテックとともに、業績動向に注目が集まろう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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