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【狙い場・買い場】上値追う伊藤園、好業績評価、09年9月の高値1729円も視野
飲料大手の伊藤園 <2593> に注目したい。株価は昨年8月の高値を突破して上値追いの展開となっている。今期好業績見通しや事業領域の広がりを評価する動きだろう。
今期(13年4月期)連結業績見通しは、自動販売機で各種飲料を販売するネオスの新規連結に伴い売上高を増額修正して前期比8.6%増とした。営業利益は同5.8%増、経常利益は同3.4%増、純利益は同8.1%増で据え置いたが、通期予想に対する第2四半期累計(5~10月期)の進捗率は、売上高が54.0%、営業利益が68.5%、経常利益が71.9%、純利益が75.5%と高水準である。
月次販売状況(単独ベースの速報値)を見ると、12月は前年比0.9%増、5月~12月累計では同6.5%増となった。野菜飲料やコーヒー飲料の好調が続いている模様である。タリーズコーヒーなど連結子会社の好調も考慮すれば、通期上振れの可能性が高いだろう。
株価の動きを見ると、11月14日の直近安値1422円をボトムとして反発した。さらに第2四半期累計業績も好感する形で上伸し、8月29日の昨年高値1610円を突破して、1月15日の1692円までほぼ一本調子に上昇している。15日の終値1681円を指標面(1株当たり指標は普通株式に係る数値)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS78円48銭で算出)は21~22倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間38円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS856円76銭で算出)は2.0倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線を回復して上伸し、強基調へ回帰した形だろう。また月足チャートで見ると、10年から続いた概ね1300円~1500円近辺のボックス展開から上放れた形であり、09年9月の高値1729円も視野に入っている。これを突破すれば一段高の可能性もあるだろう。今期業績見通し上振れの可能性に加えて、事業領域の広がりなどで新たな成長ステージを迎えていることも評価したい。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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