【編集長の視点】日写印の急騰にみる任天堂関連株買いの盛り上がり

2013年1月15日 12:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<マーケットトーク>

  日本写真印刷 <7915> は、84円高の1320円と4営業日続伸し連日、昨年来高値を更新している。同社がタッチパネル納入で密接な任天堂 <7974> (大1)で「ニンテンドー3DS」向けのコミュニケーションソフト「とびだせ どうぶつの森」がヒットしていることを手掛かりに関連株買いが増勢となっており、昨年11月の今3月期業績の下方修正・赤字幅拡大も織り込み済みとして、売り方も買い戻しを迫られている。

  任天堂関連株は、本体の任天堂も、240円高の9310円と3営業日続伸して、昨年7月の昨年来安値8070円から底上げ、ミツミ電機 <6767> も、12円高の545円と4営業日続伸して、昨年11月の昨年来高値359円からリバウンド、メガチップス <6875> は、21円高の1590円と3営業日ぶりに反発、日本ケミコン <6997> は、1円高の184円と小幅ながら3営業日続伸して昨年10月の昨年来安値100円から底上げするなど戻り急となっている。

  任天堂の今期業績は、円高進行・為替差損で今期業績を下方修正、黒字転換幅を縮小したが、新ゲーム機「Wii U」発売期待で1万1101円までリバウンドし、その後は、円高修正と「どうぶつの森」が品不足となるほどのヒットとなり、「3DS」の累計販売台数が1000万台を達成したことなどが牽引し9000円台でのもみ合いを続けている。

  日写印も、昨年11月に今期業績を下方修正、連続赤字幅を悪化させ昨年来安値551円まで売られたが、悪材料織り込み済みとして底上げ、逆日歩攻勢で売り方の踏み上げが続き高値追いとなっている。

  ミツミ、日ケミコンも、今期業績を下方修正、期初の黒字転換予想から赤字転落、昨年来安値まで急落したが、大きく底上げしており、任天堂関連株は、下げた株ほどよく戻りとする「リターン・リバーサル」の有力株として注目されそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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