【アナリストの眼】電設資材販売のトシン・グループ、LED健闘で業績堅調、割安

2013年1月15日 09:59

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  電設資材や住宅設備機器の卸売事業を展開するトシン・グループ <2761> (JQS)は、12月28日に今期(13年5月期)第2四半期累計(5月21日~11月20日期)連結業績を発表した。

  第2四半期累計の連結業績は売上高が前年同期比2.8%減、営業利益が同7.9%減、経常利益が同5.4%減、純利益が同3.6%減だった。LED照明関連が堅調だったが、地デジ特需の反動減や設備投資抑制の影響で全体としての需要は低調だった。ただし粗利益確保や経費削減などの効果で、営業減益幅を1桁にとどめた模様だ。

  通期見通しについては前回予想を据え置き、売上高が前期比0.1%増、営業利益が同0.6%減、経常利益が同0.3%減、純利益が同5.5%増としている。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が50.0%、営業利益が54.5%、経常利益が54.2%、純利益が57.1%である。概ね順調な水準であり、足元の景況感改善や緊急経済対策の効果なども考慮すれば、通期増額の可能性もあるだろう。

  8月6日発表の自己株式取得(取得株式総数の上限60万株、取得価額総額の上限15億円、取得期間12年8月7日~13年7月31日)については、12月31日時点で取得株式総数5万3300株、取得価額総額1億1098万4800円となっている。

  株価の動きを見ると、第2四半期累計業績発表の12月28日に動意付き昨年来高値となる2750円まで上昇する場面があったが、足元は概ね2300円~2400円近辺で推移している。1月11日の終値2320円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS178円60銭で算出)は13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間52円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3061円62銭で算出)は0.8倍近辺となる。

  12月28日に動意付いたことで上ヒゲを付ける形となったが、週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から反発し、下値を切り上げながら上伸している。強基調を確認した形だろう。また11年1月と2月の高値2400円を突破したことで先高期待も強まりそうだ。自己株式取得も需給面での支援材料であり、景気回復期待で上値を試す可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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