【編集長の視点】ユニーは3Q業績減益転換と記念増配が綱引きしもみ合い続く

2012年12月27日 11:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  ユニー <8270> (東1)は、7円高の645円と続伸して寄り付いたあと、8円安と伸び悩み前日終値を挟んでもみ合いを続けている。前日26日大引け後に発表した今2月期第3四半期(3Q)決算が、減益転換して着地したが、純利益が、V字回復して着地し、同時に記念増配も発表したことで好材料・悪材料が綱引きとなり売り買いが交錯している。

  3Q業績は、前年同期比4%減収、18%経常減益と落ち込んだが、純利益は、7.1倍増益の289億8200万円とV字回復した。今年10月に下方修正した2月通期業績に対する利益進捗率も、経常利益は、66%と目安の75%に未達となったが、純利益は、80%と順調に推移した。

  総合小売業では、「GMS事業の改革」などの7つの基本戦略を進めたが、住居・食品関連で前年の東日本大震災関連の震災需要が反動減や天候不順により既存店売り上げが伸び悩み、コンビニエンスストア事業も、株式公開買い付け(TOB)により完全子会社化しサークルKサンクスで、政策的に自営店を削減、売り上げが減少したことなどが響いた。純利益は、サークルKサンクス関連で180億3500万円の「負ののれん発生益」を計上することが寄与した。

  2月通期業績は、10月の下方修正値に変更はなく、経常利益は、374億円(前期比11%減)と減益転換し、純利益は、「負ののれん発生益」を計上し358億円(前期比4.3倍)と大幅続伸、6期ぶりに過去最高を更新する。期末配当は、来年2月21日に持株会社に移行することから記念配当2円を上乗せ、年間配当を24円(前期実績19円)に増配する。

  株価は、サークルKサンクスTOBで年初来高値979円をつけ、今期第1四半期の好決算でも920円の戻り高値をつけたが、8月6日払い込みで実施した新株式発行(発行価格707円)・株式売出しを嫌って同安値518円まで急落、600円台出没と底値固めを続けてきた。PER評価では3倍台と下げ過ぎを示唆しており、方向感を探る展開が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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