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【アナリストの眼】市場調査最大手のインテージ株価は好業績で2000円台へ
<業績&株価分析>
市場調査最大手のインテージ <4326> は、小売店パネル調査、消費者パネル調査などを主力に、M&Aも活用して医薬品開発支援などに事業領域を広げている。アジア市場への本格展開も注目されるだろう。
今期(13年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比9.7%増、営業利益が同8.5%増、経常利益が同8.0%増、純利益が同32.4%増の増収増益見込みとしている。第2四半期累計(4~9月期)が計画を下回り、通期会社予想に対する進捗率も売上高が45.1%、営業利益が33.7%、経常利益が32.3%、純利益が28.4%と低水準である。ただし市場調査・コンサルティング事業や医薬品開発支援事業が好調な模様である。ベトナムの市場調査会社FTAの通期寄与、NTTドコモ <9437> との合弁会社ドコモ・インサイトマーケティングとの協業効果、4月に医薬品開発支援のPPCJを統合したアスクレップの収益改善、8月に子会社化した医療情報総合研究所(JMIRI)の新規連結なども寄与する模様だ。
なお13年10月1日をもって持株会社制へ移行する予定だ。中期経営計画では「モバイル」「グローバル」「ヘルスケア」をキーワードとしており、持株会社制移行によってグループ各社のシナジー効果を一段と高める狙いだ。また11月には、ビジネスパートナーのプラメドに対する出資比率を引き上げて子会社化した。同社は医療関連のインターネット調査を展開しており、ヘルスケア分野の強化に寄与する模様だ。
株価の動きを見ると、10月中旬の直近安値圏1500円台前半の水準から反発し、以降は上値切り上げの展開が続いている。12月10日には年初来高値となる1859円まで上昇し、足元も1800円台前半の水準で推移している。17日の終値1819円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS174円64銭で算出)は10~11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間50円で算出)は2.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1442円25銭で算出)は1.3倍近辺となる。
10月の安値圏から12月の高値圏までほぼ一本調子に上昇したが、テクニカル面での過熱感はなく、日足チャートでは25日移動平均線、週足チャートでは13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだろう。今期好業績見通しを評価して2000円台へ上値追いの展開が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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