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【アナリストの眼】陽光都市開発の収益改善、不動産管理・賃貸・仲介事業注力で
<業績&株価分析>
陽光都市開発 <8946> (JQS)は、業績悪化に伴って投資用マンション「グリフィンシリーズ」の企画・販売事業を縮小し、収益安定化に向けて不動産管理・賃貸・仲介事業に注力している。
今期(12年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比62.8%減の15億86百万円、営業利益が1億17百万円(前期は2億94百万円の赤字)、経常利益が57百万円(同4億44百万円の赤字)、純利益が51百万円(同4億86百万円の赤字)の黒字化見込みとしている。投資用マンション事業の縮小で大幅減収だが、不動産賃貸・仲介事業が好調であり、コスト管理の徹底などが寄与して営業損益が大幅に改善する見込みだ。収益安定化に向けての施策が奏功している模様であり、来期(13年12月期)の営業損益は一段の改善が期待されるだろう。
なお、11月16日に株式分割と単元株制度の採用を発表している。12月31日を基準日として1株を100株に分割し、単元株式数を100株とする。
株価の動きを見ると、10月中旬以降は概ね5000円台のレンジで推移していたが、11月9日に発表した第3四半期累計(1~9月期)の営業黒字化と「継続企業の前提に関する重要事象等の記載解消」を好感して急騰した。さらに11月16日の株式分割発表も好感して、11月27日には年初来高値となる1万6040円まで上昇する場面があった。その後はさすがに過熱感が警戒されて反落し、足元では1万1000円近辺まで調整している。12月12日の終値1万840円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS533円75銭で算出)は20倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS439円07銭で算出)は24倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線に対するプラス乖離率に依然として過熱感を残している。ただし11月中旬以降の上昇幅に対してほぼ半値押しの水準まで調整し、25日移動平均線に対するプラス乖離率も大幅に縮小してきた。来期の一段の収益改善に対する思惑もあり、調整一巡のタイミングが接近しているだろう(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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