関連記事
【アナリストの眼】ガンワクチン療法のテラの今12月期大幅増益、株価基調強い
<業績&株価診断>
テラ <2191> (JQS)は東京大学医科学研究所発のバイオベンチャーである。がんワクチン療法の一つである樹状細胞ワクチンを中心として、化学療法や放射線療法などを組み合わせた独自のがん治療技術・ノウハウ「アイマックスがん治療」を医療機関に提供している。
今期(12年12月期)連結業績見通しについては、11月6日に上方修正を発表し、売上高が前期比16.3%増、営業利益が同2.5倍、経常利益が同3.3倍、純利益が同4.4倍の見込みとしている。通期会社予想に対する第3四半期累計(1~9月期)の進捗率は、売上高が76.7%、営業利益が113.9%、経常利益が116.5%、純利益が120.6%である。研究開発費などの先行費用が発生する模様だが、細胞治療技術開発事業および支援事業ともに順調な模様であり、通期増額の可能性が高いだろう。
なお契約医療機関については、8月に八九十会、9月にすずきクリニック、10月に盛翔会と連携契約を締結し、11月6日現在の契約医療機関は全国で24カ所となっている。治療数に応じた歩合収入が収益柱であり、契約医療機関の増加に伴って収益拡大が期待される。
株価の動きを見ると、今期業績見通しの上方修正を好感して11月22日には年初来高値となる1166円まで上昇した。ただしテクニカル面での過熱感を強めたこともあり、足元では反落して短期的な調整局面のようだ。12月4日の終値961円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS5円61銭で算出)は171倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS98円75銭で算出)は9倍台である。
週足チャートで見ると高値圏で上ヒゲを付けて反落し、26週移動平均線に対するプラス乖離率も過熱感を残しているだけに、目先的には調整が必要だろう。ただし日足チャートで見ると、25日移動平均線に対するプラス乖離率が縮小して過熱感は解消された。買いタイミングが接近しているようだ。今期業績見通し増額の可能性が高く、来期(13年12月期)の好業績も期待されるだけに、短期調整一巡後に上値を試す可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【注目のリリース】シャープが米半導体大手クアルコムからの出資を発表(2012/12/04)
・【アナリストの眼】医療機器販売のメディアスホールディングス株価に動意、指標割安(2012/12/04)
・急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
・プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
