【アナリストの眼】一段高見込めるJFEシステムズ、指標割安に好チャート

2012年12月4日 09:55

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  情報システム開発・構築のJFEシステムズ <4832> (東2)の株価は年初来高値圏で推移している。強基調への転換を確認した形であり、上値追いが期待されそうだ。

  今期(13年3月期)連結業績見通しは、売上高が前期比4.4%増、営業利益が同2.1%減、経常利益が同2.2%増、純利益が同30.7%増としている。売上高に関してはJFEグループ向けの鉄鋼関連事業、一般顧客の製造業・流通業向けSI事業、電子帳票などのプロダクト・ソリューション事業が好調な模様である。ただし、鉄鋼関連事業での構成比変化などが利益率低下要因として、営業減益の見込みとしている。純利益については、営業外損益の改善や、前期の繰延税金資産取り崩しの影響一巡などが寄与する模様だ。

  第2四半期累計は前年同期比増収増益だったが、通期会社予想に対する進捗率は売上高が47.0%、営業利益が24.5%、経常利益が25.9%、純利益が24.8%と利益面の進捗率が低水準である。通期下振れに注意が必要かもしれない。

  株価の動きを見ると、10月以降は概ね7万円近辺で推移し、10月25日の第2四半期累計業績発表に対する反応も限定的だったが、11月中旬に動意付いてモミ合いから上放れる展開となった。通期下振れ懸念を織り込んだ可能性があるだろう。12月3日には年初来高値となる8万1000円まで上昇する場面があった。12月3日の終値7万9500円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS5857円63銭で算出)は13~14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間2000円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS11万3534円13銭で算出)は0.7倍近辺となる。

  週足チャートで見ると、26週移動平均線を回復して上伸し、6月の戻り高値7万6000円も突破して、強基調への転換を確認した形となった。指標面に割高感はなく、テクニカル面での過熱感もなく、上値追いの展開が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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