【アナリストの眼】高値圏で堅調ティー・ワイ・オー、好業績から上値試す展開に

2012年11月29日 10:52

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  テレビCM制作やWEB広告を展開するティー・ワイ・オー <4358> (JQS)の株価は、高値圏で堅調に推移している。12月12日に今期(13年7月期)第1四半期(8~10月期)連結業績の発表を予定しており、思惑で動意付く可能性があるだろう。

  今期連結業績についての会社予想は、売上高が前期比3.5%増の250億円、営業利益が同10.5%増の16億円、経常利益が同28.0%増の14億円、純利益が同37.5%減の7億円としている。純利益については繰延税金資産計上が一巡するため減益見込みだが、広告需要が回復傾向を強めて主力のTV-CM事業が堅調であり、WEB広告などのマーケティング・コミュニケーション事業の収益改善も寄与して、増収営業増益見込みとしている。

  11年9月に発表した中期経営計画の重点戦略が着実に進展している模様であり、数値目標(13年7月期の売上高250億円と営業利益15億円、14年7月期の売上高280億円と営業利益18億円)を上回るペースとなっている。

  株価の動きを見ると、9月19日に年初来高値119円を付けた後、10月10日に102円まで調整する場面があったが、その後は高値圏の105円~115円近辺で堅調に推移している。11月28日の終値111円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS11円72銭で算出)は9~10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間2円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS58円32銭で算出)は1.9倍近辺となる。

  日足チャートで見ると25日移動平均線を挟んでモミ合う形だが、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。短期調整を挟みながら上昇トレンドを継続する形だろう。12月12日予定の第1四半期連結業績の発表が接近しており、今期好業績見通しを評価して上値を試す可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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