アウディジャパン、プレミアムSUVの新型「Audi Q5」を販売開始

2012年11月21日 18:05

印刷

新型「Audi Q5」(画像:アウディジャパン)

新型「Audi Q5」(画像:アウディジャパン)[写真拡大]

  • 新型「Audi Q5」(画像:アウディジャパン)

 アウディジャパンは、プレミアムSUVの新型「Audi Q5」を、11月21日より全国のアウディ正規ディーラーを通じて販売開始した。価格は「Audi Q5 2.0 TFSI quattro」が579万円(税込)で、「Audi Q5 3.0 TFSI quattro」が673万円(税込)。

 「Audi Q5」は、卓越したオンロードパフォーマンスと乗り心地、洗練されたスポーティなデザインと高いユーティリティ性能を特長とするプレミアムSUV。新世代の直噴ガソリンエンジンに先進のトランスミッションとクワトロ(フルタイム4WD)を組み合わせ、優れた走行性能とクラストップの環境性能を両立している。なお、今回は、2009年の市場投入以来、4年目を迎えての改良となる。

 新開発の4気筒ガソリン直噴2.0Lターボエンジンは、10kW(13ps)の出力向上を果たしながらJC08モード燃費は12.5km/Lと大幅に燃費性能を高めている。また、3.0L V型6気筒ガソリン直噴スーパーチャージャーエンジンは、従来の3.2Lモデルとの比較で2ps/70Nmプラスという出力向上を果たしながら、JC08モード燃費は11.1km/Lと約15%の燃費向上を達成している。これらはダウンサイジングコンセプトに基づき開発された小型軽量の加給機の搭載をはじめ、スタートストップシステム(アイドリングストップシステム)などを組み合わせ、エンジンの効率が極限にまで高められたことによってもたらされている。

 エクステリアにおける注目点は、新しいヘッドライトデザインによる力強い表情。バイキセノンヘッドライトユニットのほぼ全周にわたって配置されるLEDポジショニングランプが細く均質な光の環を作り出す。また、シングルフレームグリルは上部コーナーの角が落とされ6角形となり、縦方向のクロームバーとアウディリングは彫刻のような立体感を備えている。さらにはフロントバンパー、エアインレット、フロントフォグライトなどもデザインを一新した。

 インテリアの洗練度もさらに引き上げられている。ステアリングホイールの形状が見直され、3本スポークの新デザインになった。数多くのコントロールスイッチ類は細いクロームリングを備え、センターコンソールのパネルはピアノブラック仕上げとなる。3.0 TFSIは標準で、2.0 TFSIはオプションで装着されるレザーパッケージでは、3色のレザーシート、さらにデコラティブパネルには3種類のウッドパネルが用意されている。

 また、スポーティな専用デザインのエアロパーツやスポーツサスペンション、19インチアルミホイール、スポーツシートなどを装着するS-lineパッケージをオプションで用意している。

関連記事