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【アナリストの眼】大型受注のインスペック、リピート機受注継続で株価上値余地
<業績&株価診断>
半導体パッケージ外観検査装置のインスペック <6656> (東マ)は、基板パターン検査装置(基板OAI)や基板最終外観検査装置(基板AVI)を主力としている。株価は安値圏で推移していたが、大型受注を好感して動意付いた。
11月19日に、基板AVI複数台を合計約1億50百万円で受注したと発表した。12年3月に台湾の大手基板メーカーから基板AVIを段階的に受注・納入するアグリーメントを締結しており、そのリピート機の受注が確定したとしている。今後も順次リピート機の受注が期待できる模様だ。
月次受注動向(営業速報値)で見ると、全社ベースの5~10月累計受注額が1億91百万円にとどまっていただけに、今回の基板AVIの大型受注が収益に与えるインパクトは大きく、通期業績見通し達成に対する安心感に繋がりそうだ。半導体メーカーの設備投資抑制で受注環境は厳しいが、11年6月に基板OAIの総代理店契約を結んだ台湾TKKからの引き合いも増加している模様である。
なお前期末時点で継続企業の前提に疑義の注記が付されている。また6月の月間平均時価総額および月末時価総額がいずれも3億円未満となったため、時価総額における上場廃止基準に抵触している。これに対して事業収益の早期回復を図るとともに、さまざまな資本政策も検討するとしている。
株価の動きを見ると概ね2万円台前半の安値圏で推移していたが、大型受注を好感して動意付き、19日の終値はストップ高水準となる前日比5000円(21.46%)高の2万8300円となった。また週足チャートで見ると、26週移動平均線を一気に突破して強基調へ転換の形となった。今回の大型受注と収益改善期待、さらに資本政策への思惑なども材料視して、人気が持続する可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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