【アナリストの眼】ネットワークバリューコンポネンツ、3Q利益高進捗で通期に期待

2012年11月14日 10:00

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  ネットワークバリューコンポネンツ <3394> (東マ)は、ネットワーク関連製品の輸入販売・運用・保守事業を展開している。株価は急騰後の日柄整理局面のようだが、通期業績上振れの可能性が再評価されるだろう。

  11月8日発表の今期(12年12月期)第3四半期累計(1~9月期・3Q)連結業績は、売上高が前年同期比0.8%減、営業利益が同16.9%減、経常利益が同4.2%減、純利益が同3.3倍だった。子会社イノコスの大型案件出荷が第4四半期(10~12月期)にズレ込んだことを主因に減収営業減益だったが、セキュリティ関連を中心に引き合いは順調に増加している模様だ。純利益については投資有価証券売却益計上などが寄与している。

  通期については前回予想を据え置き、売上高が前期比1.9%増、営業利益が同0.4%増、経常利益が同9.1%増、純利益が同2.5倍としている。ただし通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は、売上高が76.4%、営業利益が79.1%、経常利益が87.2%、純利益が197.8%と高水準である。特別損失発生などの不確定要因を考慮して据え置いた模様だが、通期上振れの可能性が高いだろう。

  株価の動きを見ると、10月中旬に動意付いて7万円台から14万円台まで急騰した。11月7日には14万5000円まで上昇して戻り高値を更新する場面もあったが、その後は急反落して13日には10万500円まで調整している。高値警戒感、短期的な過熱感、第3四半期累計業績発表での材料出尽くし感、通期見通し据え置きに対する失望感などで利益確定売りが優勢になった形だろう。13日の終値10万2000円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS4843円62銭で算出)は21倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1万3355円18銭で算出)は7倍台となる。

  急騰後の日柄整理局面と考えられるが、週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線が接近し、短期的な過熱感は解消された。また日足チャートで見ると、25日移動平均線に対するマイナス乖離率が10%を超え、一転して売られ過ぎゾーンに入ってきた。短期調整一巡すれば、通期業績上振れの可能性が再評価されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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