【アナリストの眼】アクトコール11月期は2.6倍増益、さらに上ぶれも

2012年10月29日 10:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  アクトコール <6064> (東マ)は、マンションなどの賃貸入居者向けに水回り、ガス、電気、鍵の紛失など日常生活での「困った」トラブルに、24時間365日緊急サポートする会員制事業を主力としている。

  10月5日に発表した今期(12年11月期)第3四半期累計(11年12月~12年8月)の連結業績は、売上高が13億08百万円、営業利益が2億56百万円、経常利益が2億39百万円、純利益が98百万円だった。第3四半期(6月~8月)は不動産賃貸業界の閑散期のため、会員制事業の新規獲得会員数は伸び悩んだが、営業強化の効果などで新規提携不動産会社の獲得は順調な模様である。

  通期の見通しについては会社予想を据え置き、売上高が前期比20.5%増の17億06百万円、営業利益が同2.6倍の3億51百万円、経常利益が同2.2倍の3億01百万円、純利益が同3.5倍の1億70百万円の大幅増収増益見込みとしている。通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は、売上高が76.7%、営業利益が72.9%、経常利益が79.4%、純利益が57.7%である。第4四半期(9月~11月)が繁忙期となることを考慮すれば、通期上振れの可能性もあるだろう。

  株価の動きを見ると、9月末~10月上旬の戻り高値圏2300円台から急反落して、10月16日に1710円、17日に1709円まで調整した。事前に期待先行で上昇していたため、第3四半期累計業績の発表で材料出尽くし感に繋がったようだ。ただし足元では2000円近辺に戻している。26日の終値1945円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS147円96銭で算出)は13~14倍近辺、実績PBR(第2四半期実績の連結BPS248円55銭で算出)は7倍台となる。

  日足チャートで見ると、一旦は割り込んだ25日移動平均線を回復して出直り感を強めている。また週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートして下値を切り上げる形となった。今期好業績見通しに再評価の余地があり、調整一巡して強基調の展開が想定されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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