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【アナリストの眼】東洋ドライルーブ、自動車用弱含むも給排気系新規量産部品立上げ
<業績&株価分析>
東洋ドライルーブ <4976> (JQS)は、自動車部品向けなどのドライルーブ・コーティング加工を主力として、ナノカーボン製品も展開している。
ドライルーブ(固体皮膜潤滑剤)は、二硫化モリブデンやフッ素樹脂などの潤滑物質を配合した機能性皮膜である。自動車、デジタル家電、デジタルカメラなど幅広い分野の各種機器・部品の駆動伝達部で、オイルやグリースなどの液体潤滑剤を使用できない部位に、摩擦や摩耗により発生するエネルギー伝達ロスを削減するコーティング皮膜として使用される。
今期(13年6月期)連結業績の会社予想は売上高が前期比10.1%増、営業利益が同28.6%増、経常利益が同50.0%増、純利益が同27.6%増の大幅増収増益見込みとしている。主力の自動車向けはエコカー補助金終了などで弱含む可能性があるが、給排気系新規量産部品の立上げ、デジタルカメラ向けの好調持続に加えて、洪水影響が一巡したタイの生産正常化なども寄与する模様だ。
株価の動きを見ると、7月26日に直近安値となる1000円を付ける場面があったが、その後は概ね1050円~1100円のレンジで推移している。18日の終値1050円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS230円35銭で算出)は4~5倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は2%台後半、実績PBR(前期実績の連結BPS3645円00銭で算出)は0.2倍台である。
週足チャートで見ると、上値は26週移動平均線に押し戻される形だが、一方では5月と7月の安値1000円で下値固め完了感を強めている。主力の自動車向けの需要動向に注意が必要となるが、懸念材料は株価にある程度織り込まれたと考えられる。きっかけ次第でトレンド好転の可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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