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【アナリストの眼】3月の高値3230円早いイーブックイニシアティブジャパン
<業績&株価分析>
イーブックイニシアティブジャパン <3658> (東マ)は電子書籍配信事業を展開している。今期業績上振れ期待や中期的な収益拡大期待で株価は高値圏で推移しているが、さらに上値追いの可能性があるだろう。
今期(13年1月期)業績(非連結)については前回(3月14日公表)の会社予想を据え置き、売上高が前期比36.0%増、営業利益が同13.2%増、経常利益が同18.6%、純利益が同45.0%減としている。ただし第2四半期累計(2~7月期)は、前年同期比18.4%営業減益見通しだった会社予想に対して同22.7%営業増益となり、通期会社予想に対する進捗率も売上高が45.7%。営業利益が57.7%、経常利益が57.7%、純利益が55.6%と高水準となった。第3四半期(8~10月期)以降のコンテンツの一段の充実なども考慮すれば、通期上振れの可能性が高いだろう。
なお10月10日に株式分割を発表し、10月31日を基準日として1株を2株に分割する。さらに10月18日には、集英社とコンテンツ使用許諾基本契約を締結したと発表した。電子書籍サイト「イーブックジャパン」で集英社刊行のコミックスをリリースする。
株価の動きを見ると、9月5日の2233円突破後は売買高を伴って一段高の展開となり、10月11日には2925円まで上昇した。第2四半期累計の増収増益、通期見通しの上振れ期待、株式分割の発表などを好感した動きだろう。18日の終値2706円を指標面で見ると、今期予想PER(株式分割前の会社予想のEPS102円39銭で算出)は26~27倍近辺、実績PBR(前期実績のBPS388円12銭で算出)は7倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線に対するプラス乖離率が16%、週足チャートで見ると26週移動平均線に対するプラス乖離率が34%に達しており、目先的には過熱感を冷ます必要があるだろう。ただし、今期業績上振れの可能性に加えて、中期的な収益拡大期待も強いだけに、調整が本格化する可能性は小さく、短期調整一巡後に上値を追う展開が期待されるだろう。3月の高値3230円も視野に入りそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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