【今日の言葉】偉い先生もやはり人の子?

2012年10月13日 13:56

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  『偉い先生もやはり人の子?』=日本人教授が「IPS細胞」で、ノーベル生理学・医学賞を受賞し喜びに浸っているときに、アメリカで客員講師を勤める日本人教授がIPS細胞を心臓病患者に移植したことが波紋を広げている。移植を公表しようとしたところ、関係するアメリカ、日本の大学から否定されたことで大きい問題に発展している。しかも、事実関係の裏取りが不十分だったとしてマスコミの姿勢まで批判されている。

  われわれには、報道されている以上のことは不明で軽々しく判断することはできない。ただ、庶民的感覚では、IPS技術が1日でも早く医療に実用化されることは悪い話ではない。とくに、日本では開発後、認可まで時間がかかりすぎるとの批判もある。

  しかし、だからといって、手順(ルール)をおろそかにしてよいということではない。開発から実用化にスピードの速いアメリカ自体が今度の件について、手順の不備を指摘している。井戸端会議的にみれば、「なぜ、この時期の公表」だったのかという印象はある。

  品のない見方ながら、ノーベル賞受賞者だけがスポットライトを浴びて、おもしろくなかったのだろうかと・・・。偉い大学の先生もやはり人の子ということだろうか。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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