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【株式評論家の視点】日経平均、NYダウ高でも中国足かせで動きとれず一進一退
<相場展望>
9月の米雇用統計で失業率は前月比0.3ポイント低い7.8%と、2009年1月以来の水準まで低下、それを受けNY株は強調を継続している。基本的にはそうしたいい流れが日本株に波及して当然なのだが、中国が足かせになり、やや動きがとれなくなってしまっている。
トヨタ自動車 <7203> をはじめ、自動車各社の中国向け売上げダウンが鮮明になってきている。それが業績減額といった事態に行き着くようだと、NY高の好影響も減殺されてしまうことになる。ただ、米失業率が低下し、米雇用環境が持ち直しているとの見方が浮上し、為替市場でドル高の動きが出始めている点は好材料である。11日にG7財務省・中央銀行総裁会議が開催されるが、日本は歴史的な円高について日本の考え方を主張するものと見られており、日本の円安への政策について世界の承諾を得ることが出来ればいいのだが。
伝統祝日の中秋節と国慶節による大型連休(9月29日-10月7日)を終え、中国の株式市場が再開されるのも注目されるところ。今週もそうであったように、来週も方向感が無い一進一退の動きとなりそう。米国では決算発表が本格化するスケジュールにあり、好業績の関連銘柄など注目されそう(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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