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【編集長の視点】大きく出直るアドヴァン、トリプル底形成と自己株式取得で4ケタ
<銘柄ウオッチ>
アドヴァン <7463> は、53円高の828円と急伸し、7月6日につけた年初来高値845円に肉薄している。前日4日大引け後に自己株式取得を発表、今年9月24日の今3月期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正、10月1日のその2Q累計決算発表の一番乗りに続く追撃材料視され、割安修正買いが増勢となっている。
自己株式取得は、経営環境の変化に対応して機動的な資本政策の遂行を可能にすることを目的としており、取得株式数の上限を12万5000株(発行済み株式総数の0.6%)、取得総額を1億円、取得期間を10月5日から来年10月4日までとして実施する。
同社は、今期に入って4月、5月、7月と自己株式取得を実施、終了しており、今回が4回目となる。
株価は、7月の自己株式取得で年初来高値845円まで買われ、終了とともに752円安値まで調整、2Q累計業績上方修正で839円までリバウンドしたが、3月期決算会社で一番乗りとなった2Q累計業績の発表も、3月通期業績を期初予想の据え置きとし、純利益を17億2000万円(前期比5%減)と減益転換を見込んだことで、決算発表ごとに繰り返された早期開示歓迎のプレミアムが空振りとなり、再度、771円まで突っ込んだ。PERは9倍台、PBRは0.8倍、配当利回りは3.2%と割安であり、年初来高値回復から2007年5月以来の1000円台乗せも現実感を強めよう。とくに、日足チャートはトリプル底を形成しての出直りである(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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