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【編集長の視点】朝安のエフティコミュニケーションズは後場急伸、上方修正でなお低PER
<銘柄ウオッチ>
エフティコミュニケーションズ <2763> (JQS)は、朝安から買われ後場は2950円高の5万2800円と続伸し、年初来高値を更新した。利益確定売りを吸収した動きは非常に強い。
10月1日に今年7月に続いて発表した今3月期第2四半期累計・通期業績の2回目の上方修正、通期純利益の8期ぶりの過去最高更新と好調に推移する好業績からはなお評価不足で、逆張り余地を示唆している。
今期業績再修正のうち3月通期業績は、売り上げを期初予想の据え置きとしたが、経常利益を7月の上方修正値より5億円、純利益を3億4000万円それぞれ引き上げ、純利益は、14億4000万円(前期比59%増)と続伸幅を伸ばし、2005年3月期の過去最高(11億4700万円)を更新する。
ビジネスホン・OA機器販売のコア事業や、LED照明「L-eeDo(エルイード)」の販売が好調に推移し、この増収効果にコストコントロールの継続実施、さらにLED照明の小口販売の増加で売上総利益率が改善したことも加わり再上方修正につながった。
株価は、前期業績の上方修正で2日間のストップ高を交えて4万9700円と4日間で4割高し、連結子会社の不適切な取引判明・有価証券報告書提出遅延に伴う監理銘柄指定で年初来安値2万4000円まで大きく調整、監理銘柄指定解除に今期業績の2回の上方修正が続いてまたまたストップ高を交えて年初来高値まで短期2.1倍と大化した。PERは3倍台のなお超割安であり、年初来高値更新、昨年2月高値5万8400円抜けからは2007年11月高値7万5900円まで上値フシなしとなる。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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