関連記事
【アナリストの眼】上方修正で評価高まるパイプドビッツ、さらに通期上ブレ可能性も
■上方修正で評価高まるパイプドビッツ、さらに通期上ブレ可能性も
データ管理やASPサービスのパイプドビッツ <3831> (東マ)は、9月27日に今期(13年2月期)第2四半期累計(3~8月期)の業績発表を予定している。8月31日に第2四半期累計見通しの上方修正を発表しているため、通期見通しの上振れに対する期待が高まるだろう。
第2四半期累計の業績(非連結)については、前回予想(4月2日公表)に対して売上高を50百万円、営業利益を25百万円、経常利益を22百万円、純利益を11百万円増額した。プラットフォーム「SPIRAL」の新バージョン投入や広告宣伝費の圧縮などの効果で、計画を上回った模様だ。
通期見通しは前回の会社予想を据え置き、売上高が前期比28.5%増、営業利益が同40.5%増、経常利益が同41.2%増、純利益が同35.5%増としている。ただし、主力の情報資産プラットフォーム事業の顧客数増加などで、通期見通し上振れの期待が高まっている。新規分野の美容師関連SNSも寄与する模様だ。なお配当については無配の予想としている。
株価の動き(6月30日付で1株を2株に株式分割)を見ると、概ね400円台半ばのレンジで推移していたが、9月中旬に動意付き21日には759円まで急騰した。第2四半期累計の上方修正やAKB48関連が材料視されたようだ。24日の終値674円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS25円03銭で算出)は26~27倍近辺、実績PBR(前期実績のBPS204円57銭で算出)は3倍台となる。
8月29日の直近安値415円から9月21日の759円まで、16営業日で合計344円(82.90%)上昇したため、短期的には過熱感が強い状況だろう。ただし値動きや通期上振れに対する思惑などで、6月の高値870円(株式分割修正後)を窺う可能性もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【注目のリリース】積水化成品は課徴金の額が決定し利益予想を増額(2012/09/25)
・【注目のリリース】和田興産は引渡し戸数増など要因に業績予想を大幅増額(2012/09/25)
・急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
・プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
