【新値株紹介】三国コカ新安値、四季報の一転減益予想響く、利回りは３．６％に

　　三国コカ・コーラボトリング <2572> は、５円安の６６６円と年初来安値を更新。４月の７１８円を高値に調整で高値からの下げ率は７．２％と特に大きいということでない。出来高も目立って多いということでもない。

　　会社見通しに対し四季報・秋号の予想数字がかなり弱かったことが響いているようだ。会社見通しの今１２月期は営業利益９．８％増の４６億円、１株利益５１．７円。これに対し、四季報・秋号は営業利益３０億円と前期比２８．３％の減益で１株利益は３３．１円と厳しい予想。２ケタ近い増益と３割近い減益では開きが大きい。

　　猛暑で伸びが期待され、株価はこれまで高値圏で堅調だった。それが、一転、大幅減益では手が出せなくなった。しばらくは下値模索だ続くだろう。ただ、年２４円配当に対する利回りは３．６０％高い。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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