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【株式評論家の視点】TAC、戻り相場へ波動転換、公認会計士の未就職問題は収束へ
<銘柄の見所>
TAC <4319> は7月25日の120円で大底を打ち、9月10日の125円でダメを押し、以後次第に戻りを強める足取りだ。数年にわたる低迷期を払い、戻り相場へ波動が転換したニュアンスが強い。今年の高値は1月30日の300円。中低位株人気を背景に、大学の秋入学が材料視されたもの。秋入学が広がると、卒業後、就職までの間などに各種の資格取得を目指す動きが拡大するという。
一方、同社の業績が低迷に入った最大の要因は公認会計士合格者の未就職問題。しかし、金融庁は合格者の実務経験の範囲の見直し案を公表しており、日本公認会計士協会も組織内会計士の活用を推進する方向に動き出すなど変化が起こりつつあり、未就職問題は徐々に収束に向かう方向が見えてきた。公務員の人気の高さから競争が激化、大学2年生から受験対策をはじめる大学生が増加するなど、明るい兆候も出てきている。
公認会計士講座の低迷という、株価の最大の足かせが外れようとしており、今後浮揚力を強める方向が予想される。2月23日の227円、4月19日の199円、6月21日の169円、8月17日の187円と何回にもわたり長い上ひげを引いており、基本的に上値トライの活力が満ちているパターンである。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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