【株式評論家の視点】森下仁丹に個人投資家の買い継続、カプセル技術に高評価

2012年9月18日 11:13

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  森下仁丹 <4524> (東2)は6月11日に419円の高値を示現した。それも300円どころからの一気の大がけ相場。これは同社が創業以来、口中清涼品「仁丹」で培ってきたコーティング技術をシームレスカプセル技術として確立。数々の健康食品やオーラルケア商品、菓子類などに使われるようになったとテレビで紹介され俄然見直し人気が高まったもの。

  6月高値以後は調整局面を続けている。8月10日の今2013年3月期の第1四半期業績発表時には通期の営業利益5億円、前期比78.9%の大幅増益が据え置きとなるなど、業績は好調なのだが、株価の戻りには結びつかない。しかし、押し目には個人投資家の買いが流入しており、先高感は引き継がれている状況だ。

  カプセル技術はレアメタル回収やシロアリ駆除にも応用されるなど、用途は広がる一方である。9月6日の333円安値で底入れの兆しを強めてきただけに、売り一巡を経て再び今後の成長性がクローズアップされていきそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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