NASAの広域赤外線探査衛星、数百万個のブラックホールを発見

2012年9月4日 07:00

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記事提供元:スラド

kieru_haim 曰く、 NASAの広域赤外線探査衛星(WISE)が、「数百万個のブラックホールと、約1000の非常に高温で塵粒子(ダスト)に覆われた銀河を発見した」そうです(CNN)。

 既知の銀河の中で最も明るいとのことで、「HOTDOG(HOT Dust-Obscured Galaxies」(高温のほこりに覆われた銀河)と名付けられています。

 今後はブラックホールの動きや、ブラックホールがガスやダストを吸収する際に発生する高エネルギーX線放射の分析を行うとのこと。

 放出する光の量は太陽の100兆倍と明るいが、銀河がダストで覆われていたために従来は発見できなかったという。さらに温度は他の同様の銀河の2倍以上だそうだ。

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