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【銘柄診断】キヤノンは徹底して売り込まれた強さを発揮し、徐々に戻りを強める方向に
記事提供元:日本インタビュ新聞社
キヤノン <7751> が少しずつ底値圏から水準を切り上げつつある。今2012年12月期の業績について、6月中間決算発表の7月25日に下方修正された。
そして、それを受けた翌日7月26日に2308円の安値に売り込まれた。この水準は2009年3月の2115円以来の水準である。安値当日も結局長い下ヒゲに留まるなど、それなりの底値感を示していたが、7月30日に自社株買いを発表、戻り相場に勢いを付ける場面もあった。現在はそこからの調整を潜り抜け再び上値を指向し始めているところ。
今12月期については営業利益が4500億円から3900億円へ引き下げられたが、それでも前期比3%の増益である。減額についても、今後の見通しが不透明という点にあり、一種予防的な減額の意味合いが強いようだ。前半の営業利益1752億円に対し、後半のそれは2147億円へ盛り返す見通しにある。株価は徹底的に売り込まれた強さを見せつつ戻り相場指向の動きが想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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