【アナリストの眼】ネットワークバリュは大型案件減をカバー、今期上ブレの可能性も

2012年8月20日 10:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

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  ネットワーク関連製品を販売するネットワークバリューコンポネンツ <3394> (東マ)は8日、今期(12年12月期)第2四半期累計(1~6月)の連結業績を発表した。

  売上高は前年同期比8.5%減の13億円、営業利益は同0.3%増の1億3百万円、経常利益は同15.9%増の1億3百万円、純利益は同6.3倍の70百万円となり、期初時点の計画を上回った。ネットワークサービス事業で大型案件がなく減収だったが計画を上回り、利益面では経費圧縮、営業外費用での減価償却費の減少、投資有価証券売却益の計上などで増益となり計画を上回った。

  通期見通しについては前回(2月14日公表)の会社予想を据え置いた。売上高が前期比1.9%増の25億17百万円、営業利益が同0.4%増の1億29百万円、経常利益が同9.1%増の1億17百万円、純利益が同2.5倍の45百万円としている。配当についても無配の予想を据え置いた。

  第2四半期累計の通期会社予想に対する進捗率は、売上高が51.7%、営業利益が79.9%、経常利益が88.0%、純利益が155.6%と高水準であり、通期上振れの可能性が高いだろう。

  株価の動きを見ると、動意付いて急騰した6月下旬の高値圏16万円台から8万円台まで急反落した。ただし日足チャートで見ると、足元では25日移動平均線を回復して反発の兆しを見せている。

  17日の終値8万8100円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS4843円62銭で算出)は18~19倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1万3355円18銭で算出)は6倍台となる。

  週足チャートで見ても、26週移動平均線が下値をサポートする形となり、調整一巡感から反発の兆しを見せている。当面のターゲット水準は10日に付けた戻り高値11万1100円だろう。指標面での割安感に欠けるが、通期業績上振れの可能性を材料視する可能性がありそうだ(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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