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【銘柄診断】富士紡ホールディングスは増額きっかけに仕手人気スケールアップへ走る
富士紡ホールディングス <3104> が素晴らしい上昇相場を演じている。7月31日に発表された今2013年3月期の業績大幅増額修正がきっかけになっている。
発表翌日の8月1日は674万株の出来高で急上昇したが、週末8月3日には商いが1330万株とさらに急増し、上げ足に弾みを加えた。
こうした日ベースの出来高推移をみると、好業績見直しで始まった相場が市場の参加者拡大を背景に、市場の物色手詰まり打開へ向けての中核銘柄としての認識が強まっているようだ。
日証金では新規売り急増を背景に8月1日売買分から逆日歩が発生しており、需給妙味も上乗せされてきた。今3月期の営業利益は従来の38億円が52億円(前期35億円)へ大幅に引き上げられた。
非繊維事業である精密加工用研磨材の伸びが背景。研磨材事業は、液晶テレビやスマートフォンのディスプレイとして使われる液晶ガラス、パソコンやDVDの記憶装置となるハードディスク、半導体の基盤となるシリコンウエハー、半導体デバイスの多層配線などの加工に使われている。
5月11日に発表された数字がわずか3ヶ月で大幅な増額となるのだから、よほどのハイペースで伸びているものと思われ、それはまたさらなる増額への期待感を刺激するところだ。なお6日売買分から増し担保規制実施が発表された。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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