【銘柄診断】サニックスは月次売上げが急増、８月８日の決算発表に期待高まる

　　サニックス <4651> は７月２日の高値３４７円から調整局面にあったが、ここへきては下げ渋りの兆候があきらかになっており、戻りのタイミングを図る態勢だ。

　　一時燃え盛った太陽光発電関連株の人気がここやや下火となっているが、同社は太陽光発電の売上げ増が着実に収益を押上げており、業績面から見た見直し買い流入の可能性が強くなっている。

　　同社の月次売上げの推移は４月が前年同月比８．８％増、５月が２０．５％増、６月が２３．１％増と大幅な伸びを見せている。６月の数字で言えば太陽光発電システム部門の売上げは６７％増とすごい伸びを示している。

　　８月８日に予定されている決算発表で今２０１３年３月期の第１四半期の好業績が確認されるようだと、好業績見直しの買いに拍車がかかることも考えられる。

　　７月２日の高値３４７円示現に際し大きなエネルギーとなった信用残高は売り残１９７万株、買い残３２８万株とピークから見ると取り組みは縮小している。売り方の買い戻し、買い方の利食い売りが進んでいることを示しているが、それはまた重荷になっていた需給が軽くなったことを示している。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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