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【銘柄診断】ミツミ電機は悪材料の織り込みを完了し割安水準に到達、株価は出直りの途へ
ミツミ電機 <6767> がようやく底入れを完了したようだ。3月21日の高値825円から整理に入り、6月4日には490円まで売り込まれ、大底に届いたとの感触が強まっていた。しかし6月18日に610円までのリバウンドを演じた後は再び売り直され、7月18日には463円と、6月安値をかなり下回る水準にまで売り込まれた。
前2012年3月期は営業損失83億円と厳しい決算になった。そして期待された今2013年3月期も営業利益は20億円と、水面上にわずかに顔を出した水準で、業績立ち直りのピッチの鈍さが嫌気されている。こうした事態に対応するため成長領域であるアミューズメント、スマートフォン・タブレットPC等の新携帯端末、電子化・情報ネットワーク化が進む車載エネルギーの3市場に経営資源を集中して立ち直りを図る意向だ。
前3月期に半導体デバイスや高周波部品に関わる固定資産の減損損失、国内人員の1割程度の削減などの緊急対策を行ったこともコスト削減につながってくる。PBRはわずか0.4倍にまで低下してきた。悪材料にさらされ続けてきたが、ぼつぼつ先行きについて少し期待感を持ってもいい水準に達したようだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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