『パイレーツ・オブ・カリビアン』のテーマ音楽から連想=田北知見の銘柄ウオッチ

2012年7月13日 16:32

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

最近、なぜか今さらながら映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の音楽にハマってしまい、テーマ曲の『彼こそが海賊』をしつこく何度も聴いている。

最近、なぜか今さらながら映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の音楽にハマってしまい、テーマ曲の『彼こそが海賊』をしつこく何度も聴いている。[写真拡大]

  最近、なぜか今さらながら映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の音楽にハマってしまい、テーマ曲の『彼こそが海賊』をしつこく何度も聴いている。雄々しくて、でもどこか物悲しさを感じさせるメロディー、管弦楽による力強い演奏は何度聴いてもあきない。サウンドトラックのアルバムはもちろん素晴らしいのだが、ネットでいろいろな音源を探してみたところ、いろいろな国や地域の交響楽団等が演奏しているバージョンが出ており、聴き比べるのも楽しい。

  いくつか聴き比べてみると、音楽についてド素人の私でも、違いが判る・・・ような気がする。たとえば、たぶんロシアか中欧の交響楽団だと思うが、その演奏は自由闊達で情熱的・・・なように聴こえる。一方、北欧のオーケストラによる演奏は、それぞれがクールにキッチリと自分の仕事を果たしており、どこか洗練されている・・・ように思える。また、アジアの交響楽団の場合は、どことなくアジアの匂いがする・・・ように感じた。アメリカの学生さんと市民の管弦楽団による演奏は、「楽譜どおりに頑張って演奏しています」的な一生懸命さが伝わってくるような・・・。それぞれ、ものすごく乱暴な、ザックリした印象だが。

  上記の文とは直接関係ないが、「こういう聴き比べを手軽にできるようになったのはインターネットの普及のおかげだ」と感じたことから連想して、ネット・IT関連銘柄をウォッチしてみた。

★ディー・エヌ・エー <2432> (東1)

  ケータイ向けゲーム『モバゲー』事業を展開している、ディー・エヌ・エー <2432> (東1)を入れる。13日終値は47円高の2340円。単位100株。PERは約10.1倍、PBRは約3.6倍となっている。チャートは6月4日につけた上場来安値1392円を底に、リバウンドトレンドに転じている。このままトレンド維持といきたいところ。2月につけた年初来高値2760円ラインの上抜けを目指す。

★インターネットイニシアティブ <3774> (東1)

  インターネット接続サービス、ネットワーク関連サービス、ネットワークシステムの構築・運用・保守などの事業を行なっている、インターネットイニシアティブ <3774> (東1)を入れる。13日終値は1万1000円高の36万4000円。単位1株。PERは約18.8倍、PBRは約2.3倍となっている。

  チャートは2月につけた年初来安値23万1400円を底に、上昇トレンドで来ている。本日はザラ場中に36万7500万円をつけ、前日に続いて年初来高値を更新した。この勢いを維持して上値追いといきたい。2008年の高値40万円ラインも視野に入りそうだ。業績は好調。筆頭株主はNTTで、他の大口株主には伊藤忠商事や生保、信託口などが並んでおり、手堅い印象。買い安心感もありそうだ。(執筆者:田北知見 株式ジャーナリスト・日本インタビュ新聞社IR記者)

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