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【銘柄診断】新電元工業はアジア向け二輪車部品が高成長、株価は大底圏に到達
記事提供元:日本インタビュ新聞社
新電元工業 <6844> は6月5日の246円で底打ちかに見えたが、6月15日には再び247円まで売り込まれるなど、底値探りの低調な動きとなっている。
前2012年3月期の31%の営業減益に続き、今2013年3月期も営業利益49億円と2%の減益見通しにある。輸出関連企業のV字型業績回復が目立つ中で、減益予想という点が評価を下げ、見切売りを誘っているようだ。
ただ、今3月期見通しの為替の前提レートが1ドル=75円というように、見通しはかなり保守的。
二輪車用モジュールはアジアにおける二輪市場の拡大や環境対応車比率の上昇により新たな拡大期を迎えていることから、アナリストの間では今3月期の増益転換、来2014年3月期の大幅連続増益を想定する声が強い。PBRは0.8倍に過ぎず、株価は大底圏に位置していると見ていい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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