ペガサスロケット、X線宇宙望遠鏡「ニュースター」を打ち上げ

2012年6月14日 17:30

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記事提供元:sorae.jp

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 米航空宇宙局(NASA)とオービタル・サイエンシズ(Orbital Sciences Corporation)社はアメリカ東部夏時間6月13日12時(日本時間6月14日1時)、X線宇宙望遠鏡「ニュースター(NuSTAR)」を載せたペガサスXLロケットを打ち上げた。

 ペガサスXLロケットを載せたジェット機「スターゲイザー(ロッキードL-1011の改造)」は、マーシャル諸島共和国・クェゼリン島のレーガン試験場を離陸し、上空約1万2000mでペガサスXLロケットを打ち上げた。打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約13分後、「ニュースター」が所定の軌道に投入され、打ち上げが成功した。

 「ニュースターX線宇宙望遠鏡」は高エネルギーX線を観測でき、銀河団やブラックホール、銀河中心の大規模ジェット、星の爆発などを調べる。

 写真=NASA。

 ■NASA's NuSTAR Mission Lifts Off
http://www.nasa.gov/mission_pages/nustar/news/nustar20120613.html

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