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『ラブレイン』チャン・グンソク&少女時代ユナ、最終回はハッピーエンド!
韓国KBS月火ドラマ『ラブレイン』は、視聴者たちを愛の雨で濡らしながら、主人公たちがかけがえのない愛を貫くというハッピーエンドで幕を下ろした。
■愛こそが心を慰めてくれる
美しい映像で愛の純粋さとときめき、そしてその輝く価値を伝えラブストーリーの真髄を見せてくれた『ラブレイン』。
「あなたたちを会わせようと私たちが30年前に出会ったのではないだろうか、ふとそんなふうに考えるようになったの…」と子供たちの愛と幸せを少し離れたところから祈るユニ(イ・ミスク)の姿は『ラブレイン』が語ろうとした愛、そしてそれ以上のものを見せてくれ深い余韻を残した。
ユニの言葉のように、時代を超えジュン(チャン・グンソク)とハナ(少女時代ユナ)に伝わった愛は胸に深い感動を伝え、幸せな未来に向かって手を取り合った彼らの姿からは、親の世代と愛し方と速度は違ったがその愛の大切さと深さは変わらないということが感じ取られた。
■二つの時代を同時に演じた出演者たちの完璧なハーモニー
熱演が伝えた深い感動
70年代と 2012年、空間もその時代を漂う空気も全く違う二つの時代を同時に描き出した『ラブレイン』。トレンディーな現代があるからこそ70年代がより一層おぼろげに感じられ、また、70年代があるからこそ現代がより一層光り輝いていた『ラブレイン』。この物語は、主人公たちの愛をより一層切なくそして愛しく感じさせた。
「愛」の一断面だけを見せるのではなく、幸せと悲しみという二つの顔を持った「愛」の裏面まで繊細に描き出すことができたのは、まさに出演者たちの心のこもった演技力のおかげではないだろうか。
特に、繊細な演技でドラマを引っ張り、幸せと悲しみという「愛」の二つの顔を克明に描き出したチャン・グンソクは、俳優としての真価を発揮したし、ユナも以前より一層成熟した演技を披露して好評を受けた。また、切ない大人の愛を表現したイ・ミスクとチョン・ジニョンの熱演は「愛」が含んでいる全ての感情をそっくりそのまま伝え、ドラマへの集中度を高めた。
このように、ストーリー、演出、出演者、完璧な調和で描き出した『ラブレイン』は、普遍の価値である「愛」を完全に表現し、頭ではなく心に響く特別な感性を伝えてくれ、以前にも以後にも見られない感動でこれまでの正統ラブストーリーとは一線を画した。
■もう会えないと思うと名残惜しい“ジュン&ハナカップル”
チャン・グンソクとユナが語る放映終了感想
昨年の秋から、70年代のイナと2012年のジュンを演じて来たチャン・グンソクは、「70年代から2012年まで、とても長い間深い恋愛をしたような気分。長い間『ラブレイン』に入り込んでいただけに、後遺症が長く残ると思う。イナとジュン役を演じることが出来幸せだったし、忘れられない大切な作品になると思う。最後まで応援し、支えて下さった多くの方々に感謝している」と伝えた。
また、70年代のユニと2012年のハナを演じたユナは、「長い時間をかけて撮った作品であるだけに 、とても名残惜しい。今回の撮影を通して演技について多くのことを学び、また多くのことを感じた。得たものが多くてとても充実していた。応援して下さった視聴者の方々に深く感謝し、『ラブレイン』を忘れないでいて欲しい」と伝えた。
視聴者に深い余韻を残した『ラブレイン』。最後のジュンとハナの幸せな姿はまるでひとつの童話のように私たちの心の中にしっとりと残るだろう。(翻訳:宮本りさ)
※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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