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遠藤照明は連日の高値更新も利益確定売りに押され反落
遠藤照明 <6932> (大2)は28日、前場に151円高の2720円まで上げて、連日の年初来高値更新となったが、引けにかけて値を崩し終値は129円安の2440円と4営業日ぶりに反落した。
同社株は、今年5月21日に6月5~7日払い込みで上限資金調達額を約41億円とする新株式発行(発行価格は5月29~31日までの間に決定)を発表、2225円安値まで急落したが、織り込み済みとして今年1月の安値絶対期日も迫っていることから売り方の買い戻しが先行し買い増勢となったあと、引けにかけては利益確定売りに押された。
今3月期業績が、高効率LED照明の好調推移から続伸、純利益が36億円(前期比64%増)と連続の過去最高更新、配当も40円(前期実績30円)へ連続増配を予想していることも、フォローの材料視されている。
公募増資は、商業施設向け業務用LED照明のトップメーカーとして、非住宅分野向けの拡充やグローバル展開により世界トップを目指し、内外の生産設備増強のための資金調達を目的にし、自社株式売出しとともに実施する。
業績は、為替予約に伴うデリバティブ評価益と評価損の発生で上方修正・下方修正が交錯し、今年4月には評価益が発生し、さらに今期業績の連続過去最高更新・連続増配を発表した。
株価は、評価益・評価損の交錯で強弱感が対立、高値圏では信用売り残がさらに積み上がり、売り長となり逆日歩がつく展開となり、この買い戻しにPER9倍台の割安修正買いも加わり高値追いとなっている。上値トライが続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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