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【話題株】イフジ産業は4連騰、東証2部上場承認で3期ぶりの最高純益を買い直す
イフジ産業 <2924> (JQS、福証)は24日、10円高の475円と4日続伸し、3月19日につけた年初来高値498円に射程圏に捉えている。前日23日大引け後に東京証券取引所から5月30日付けで東証第2部への新規上場を承認されたと発表、上場に際して新株式発行などの希薄化材料を伴わず、東証2部、ジャスダック市場(スタンダード)、福岡証券取引所の3市場で重複売買が可能となる知名度向上と需給好転を期待、今3月期純利益の3期ぶりの過去最高純利益更新も見直し割安株買いが増勢となっている。
同社の業績は、前期に第2四半期累計業績を含めて3回も上方修正、純利益が、4億3300万円(前々期比53%増)と大幅増益転換して配当も22円(前々期実績18円)に増配した。東日本大震災で被災した関東工場が早期に通常操業に戻り、鶏卵相場が低位で推移、原料の仕入れ体制や生産体制の見直しで製造コストが減少したことなどが寄与した。
今期業績は、鶏卵業界の生産が回復し鶏卵需給が緩やかに推移、設立40周年を迎えさらにシェアを拡大させることなどから続伸を予想、純利益は、5億1500万円(前期比18%増)と2010年3月期の過去最高(4億6400万円)を更新し、配当も25円に連続増配を予定している。
株価は、前期第3四半期の好決算で年初来高値をつけたあと年初来安値目前の425円まで急落、底上げ途上にある。PERは5倍台、PBRは0.7倍、配当利回りは5.2%と割安であり、上値評価が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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