【注目のリリース】ディー・エヌ・エーは「コンプガチャ」で業績予想を見送る

2012年5月9日 17:27

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■前3月期は営業利益13%増と好調

  ディー・エヌ・エー <2432> は9日の大引け後、2012年3月期の決算を発表。ソーシャルメディア事業では自社及び協業先との共同制作ゲームタイトルの人気が継続し、「Mobage」(モバゲー)プラットフォームで提供されるゲーム内での「モバコイン」消費額が前連結会計年度比83.5%増の1625億1500万円と大幅に拡大し収益に貢献。連結業績は、売上高が前期比29.3%増の1457.3億円となり、営業利益は同13.0%増の634.2億円、純利益は同9.1%増の344.9億円となった。

  プロ野球「横浜DeNAベイスターズ」(株式会社横浜DeNAベイスターズ)の球団取得に要した資金総額は、株式取得費用65億円と日本プロ野球組織への保証金等30億円を加えた95億円。

■「コンプガチャ」廃止の方針と一部で伝わる

  今期の業績予想は、発表を見送った。例年は、四半期ごとに次の四半期(3カ月先)の予想を発表しているものの、今回は、「第1四半期連結業績予想につきましては、ソーシャルゲームの一部の機能が景品表示法に抵触する可能性に関し、現時点で問題とされる範囲が明確でないために業績への影響額を合理的に見積もることができません。このため、影響額の合理的な算定が可能になった時点で速やかに開示いたします」(決算短信より抜粋)とした。

  ソーシャルゲーム業界の課金方法のひとつである「コンプリートガチャ(コンプガチャ)」と呼ばれるシステムについて、消費者庁が懸念を持っていると伝えられており、関連報道では、同社の守安功社長は「コンプガチャ」を廃止する意向を示したと伝えられた。

  株価は「コンプガチャ」に関する一部報道が伝えられた5月7日にストップ安(500円安の1990円)。翌日に一時1700円まで下押し、本日はこれを割らなかったものの、終値は1935円(26円安)だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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