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トヨタ、「GAZOO」を通じたクルマファンづくり活動を発表
第40回ニュルブルクリンク24時間耐久レース GAZOO Racing参戦車両「86」(写真:トヨタ自動車)[写真拡大]
トヨタ自動車は6日、「GAZOO」を通じた2012年度のクルマファンづくり活動計画を発表した。トヨタは「クルマ好き・クルマファンの拡大」を目指し、GAZOOを通じて顧客の笑顔につながる「いいクルマづくり」や、メーカーの枠を超えた「クルマの楽しさづくり」の活動を進めている。
いいクルマづくりへの取り組みとしては、2007年から「GAZOO Racing」としてニュルブルクリンク24時間耐久レースに挑戦し、クルマの味づくりのための人材育成を推進するとともに、クルマ好きの顧客に向けて「GRMN」、「G's」といった走りの楽しさを味わえるモデルの商品化を行ってきた。「GRMN」はGAZOO Racing tuned by MNの略で、GAZOO Racingのテストドライバーらの手によって、車両開発の聖地と呼ばれるニュルブルクリンク等を舞台に鍛え、味付けをおこなったクルマの商品ブランド。「G's」はG SPORTSの略で、幅広い顧客に「走りの味」、「クルマの楽しさ」を提供するために、GAZOO Racingのテストドライバーがトータルチューニングを施し、架装工程のインライン化などで、購入しやすい価格設定としたスポーツコンバージョン車シリーズ。
また、クルマの楽しさづくりへの取り組みとして、サーキットで走ることの楽しさを、初心者の人が気軽にかつ安全に体験してもらえる“ワクドキ!サーキットを走ろう!”などのイベントを全国で展開している。今年度はこれらのイベントをより幅広い顧客に対応したものとし、クルマで走る楽しさを身近に体感できる機会をさらに広げる計画。
さらに今年度は、「86」を用いたクルマファンづくり活動を推進する。「いいクルマづくり」の活動としては、5月17日から20日までドイツで開催されるニュルブルクリンク24時間耐久レースにLFAとともに2台の「86」で挑戦する。その模様は現地からネット配信される。また、「クルマの楽しさづくり」の活動としては、国内の参加型モータースポーツの振興に向けて、顧客のステップアップの目標となるようなスーパー耐久シリーズと全日本ラリー選手権において、「86」で参戦するチームへのスポンサーシップを新たに実施し、チームとともにモータースポーツの魅力を発信する。
なお、2012年度のGAZOO活動のキャッチフレーズを「I Love Cars!」とし、各種イベントやモータースポーツにおいてクルマ好き同士をつなぐキーワードとして展開する計画。
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