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【銘柄診断】インスペックは時価総額基準をクリアー、AVIで業容一変に期待
インスペック <6656> (東マ)は5日、2000円高(6.27%高)の3万3900円まで上げて5営業日続伸している。見直しトレンドに復帰の可能性が強まってきた。
台湾の大手基板メーカーと半導体パッケージ最終外観検査装置(AVI)の一括供給で合意したことが明らかになり、3月9日に4万50円まで急騰したが、その後、今2012年4月期の第3四半期累計決算の低調な見通しが明らかになり、急速に人気が後退してしまった。
ただAVIについては2月14日の海外1号機の受注に続く今回の契約で、AVI装置の高い検出能力と信頼性が評価されたものといえる。
今回の受注は総額13億円強のAVIを2013年12月までに段階的に納入する予定。今4月期の売上げ予想が7億円の同社にとって、まさに業績が一変する材料である。
また、昨年12月の月末時価総額が3億円未満となり時価総額に関する上場廃止基準に抵触していたが、3月の月間平均時価総額及び月末時価総額が3億円以上となり、上場基準をクリアーした事も好材料といえる。今2013年4月期の業績好転が見通せる状況になれば、見直し加速の局面が訪れそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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