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ヤフーなど3社、NFCスマートポスターを活用した「O2O」の実証実験を実施
ヤフー(Yahoo! JAPAN)、トッパン・フォームズ、東京急行電鉄の3社は5日、東急東横線の渋谷駅・自由が丘駅の二駅において、NFCスマートポスターと「Yahoo!ロコ」を活用したO2O(Online to Offline)の実証実験を、3月26日から約一ヵ月間実施すると発表した。
今回の実証実験は、お得なクーポン情報などをICタグに埋め込んだスマートポスターを対象の二駅にそれぞれ設置し、それをきっかけとした実店舗への送客について検証するもの。クーポン情報の取得にはNFC(Near Field Communication)もしくはFeliCa搭載のスマートフォン端末が必要となる。また、実際に店舗にたどり着くための導線として、Yahoo! JAPANが展開する日本最大級のジオサービス「Yahoo!ロコ」を活用し、そこからの誘導を図る。
今回の実証実験により、駅に設置されたポスターなどの媒体に掲載されたプロモーション情報に対する消費者ニーズについて探るとともに、現在普及し始めているNFCスマートフォンの情報提供サービス端末としての有効性についても確認する。
Yahoo! JAPANでは、昨年6月にそれまで同社が展開してきた地域生活圏情報に関わる7つのサービスを集約し、新たに日本最大級のジオサービスとして「Yahoo!ロコ」を公開し、以来、O2Oの発展に寄与すべくさまざまな施策を展開している。今回の実証実験では、スマートポスターやスマートフォンを活用したO2O施策について、また、それらと「Yahoo!ロコ」を合わせた販促施策の新たな可能性について探る。
トッパンフォームズでは、従来よりNFC技術を活用したソリューションの開発を手掛けてきており、今回の実証実験にあたっては、スマートフォン用の送客アプリケーション、NFCスマートポスターなどを提供する。
東急電鉄では、渋谷-二子玉川-自由が丘の間が一日乗り降り自由の周遊切符「トライアングルチケット」をはじめとする便利でお得な切符と、地域情報の発信を組み合わせることで、東急線沿線の魅力を体感できる企画を今後も展開していく。
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