【銘柄診断】ハイデイ日高は分割権利取りに割安株買いが上乗せし反発

　　ハイデイ日高 <7611> は２１日、２３円高の１５７５円まで上げて、変わらずを含めて４営業日ぶりに反発、今年２月１５日につけた昨年来高値１６１４円を窺った。権利付き最終日が２月２４日に迫った株式分割（１対１．２）の権利取りの買い物が再燃しており、今年２月１０日に開示された今２月期業績の上方修正を見直し割安修正期待の値幅取りの買い物も上乗せとなった。

　　株式分割は、株式流動性の向上と投資家層の拡大を目的に、株式公開時の目標だった店舗数３００店舗達成記念の株主還元策として実施するもので、合わせて記念増配５円を上乗せし年間配当を３５円（前期実績３０円）に増配する。

　　一方、２月期業績は、９月にテレビ番組で同社メニューが取り上げられたことで好調に推移したことから上方修正、純利益は、昨年７月開示の予想値の１５億８０００万円から１６億２０００万円（前期比２％増）に引き上げられ、連続過去最高更新となる。

　　株価は、２月の業績増額・記念増配・株式分割で昨年来高値まで２００円超幅の急伸を演じたが、ハイテク株買い・内需株売りの全般相場の影響で高値調整となった。なお分割権利取り、ＰＥＲ１１倍台の割安修正で上値拡大運動を活発化させよう。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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