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ギアナからヴェガロケット、初の打ち上げ
Image credit: ESA[写真拡大]
アリアンスペース社(Arianespace)と欧州宇宙機関(ESA)は協定世界時間2月13日10時(日本時間19時)、衛星9基を載せたヴェガロケットを南米フランス領ギアナのクールー基地から打ち上げた。ヴェガロケットが打ち上げられたのは今回が初めて。
打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約55分後にイタリアの衛星「LARES」を切り離し、その後、残りの小型衛星8基を切り離し、打ち上げが成功した。
「ヨーロッパに新しい発射システムが追加されました。今日は長い運用における最初の1日で、これは成功へと導くでしょう。ヴェガロケットの追加によって、ヨーロッパはどんな衛星でも打ち上げられるようになりました」
今回の打ち上げ成功を受け、欧州宇宙機関(ESA)のジャン・ジャック・ドルダン(Jean-Jacques Dordain)長官はこのよう述べた。
ヴェガロケットは小型衛星をより低コストで打ち上げるために設計されたロケットである。3段式の固体燃料ロケットと上段液体燃料ロケットで構成され、高度700kmの地球低軌道(LEO)への打ち上げ能力は約1500kgである。
■ESA’s new Vega launcher scores success on maiden flight
http://www.esa.int/export/esaCP/SEMJ8LYXHYG_index_0.html
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