【銘柄診断】ソーシャル・エコロジー・プロジェクトは思惑材料頼みの相場に

2012年2月2日 06:09

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ソーシャル・エコロジー・プロジェクト <6819> (JQS)は中低位仕手株人気に乗り1月25日には53円まで買われる展開となった。ただ昨年3月の90円の高値には遠く及ばないほか、底値ゾーンの上限59円にもタッチできない状況で、人気の盛り上がりは今一つ。低迷する業績が最大のネック要因だ。

  今3月期の営業利益は4900万円の損失が見込まれている。これで6期連続の損失となる。今3月期9月中間決算でも継続企業の前提に関する注記が付されている。そうした事態を解消するためにレジャー事業においては伊豆シャボテン公園で様々なツアーイベントの拡充を図っている。

  ただ、取り組みが効果を現すにはまだ時間がかかるのは避けられない。業績面での支援が望めないだけに、当面は思惑材料の出現を待つパターンだろう。ただ、今回の人気場面では出来高の盛り上がりが決定的に欠けている。当面はもみ合い場面を継続の方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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