【銘柄診断】東海リースは業績好転が顕著、復興関連工事はこれから本格化へ

2012年2月1日 22:32

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  東海リース <9761> (東2)は1月27日に187円と、震災後の高値昨年3月14日の209円を射程圏に捕らえる水準に達し、復興関連株としての人気が再燃してきている。

  東日本大震災の被災地向けにプレハブの応急仮設住宅や、復興関連工事現場で使用される仮設事務所向けユニットハウスの需要が急増。福島県郡山市内に配送センターを新設し対応していることとあいまって、今2012年第3四半期累計の営業利益は5億500万円(前年同期2億3400万円の損失)と好調な決算となった。

  電気・ガス・水道等のライフラインの復旧工事を始めとする復興関連事業はこれまで出遅れていただけに、復興関連の工事はむしろこれから本格化する見通しにある。

  今回据え置かれている今3月期業績の上振れ期待、来2013年3月期の続伸が想定されるところ。理想で買った昨年3月14日の高値209円に接近してきたが、足もとの強さはこれまでの先取りを上回る水準に達しようとしている。なお上値を追う余力がうかがえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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